健康を促進する鍋料理

寒くなると無性に鍋を食べたくなりますよね。家族や友人と鍋を囲み、熱々の具をフーフーしながら食べると、身も心も温まります。

今回はそんな鍋料理の栄養面をクローズアップしていきたいと思います。

具材の種類

昨今、鍋は健康に良い料理として注目を集めています。その最大の理由はなんといっても、鍋に入れる具材の種類です。

人の身体は糖質、タンパク質、脂質、そして、ビタミンやミネラル、植物繊維等の栄養素で構成されています。どれか一つでも欠けてしまうと体調が優れなかったり、病気にかかりやすくなってしまいます。

鍋には、うどんや雑炊(糖質)、豆腐や魚類(タンパク質・脂質)、キノコ類、野菜(その他の栄養素)が使われるため、鍋を食べれば必要な栄養素を全て取り入れることができます。

それでは代表的な鍋の具材の効能を見ていきましょう。

魚:魚から良質の動物性たんぱく質を得られます。タンパク質は免疫力アップにつながります。例えばブリはタンパク質に加え、ミネラルやDHAも含みます。DHAは不飽和脂肪酸の一つであり、記憶力維持や中性脂肪低下の効果が期待されています。タラにはタンパク質以外にも、ビタミンAとDが豊富に含まれています。ビタミンAは目や皮膚の健康向上と抵抗力アップ、そして、ビタミンDは丈夫な骨を作る上で欠かせない栄養素です。

豆腐:植物性たんぱく質が豊富です。風邪の予防に効果大です。

白菜:ビタミンCに加え、便秘解消に役立つ食物繊維も豊富に含まれています。

春菊:美肌効果のあるβ-カロテン、そして、がん予防や老化防止に有効なビタミンCの宝庫です。

ネギ:β-カロテン、ビタミンC、そして、アリシンが含まれています。アリシンは疲労回復に効果的です。

雑炊:米は言わずと知れた糖質の王様です。糖質はエネルギーの源です。また、雑炊では卵を使いますよね。卵にはタンパク質、糖質、そして、脂質が含まれます。さらに野菜等の具材から染み出た汁を吸うため、様々な栄養素を一気に取ることができます。

食べ方の注意

栄養満点で、しかも美味しい鍋ですが、だからといって食べ過ぎはよくありません。特にうどんや締めの雑炊は無理して食べてしまいがちです。雑炊は水分を吸うため、思っていたよりも量が増えたという経験を誰もが一度はしているのではないでしょうか。満腹感を覚えたら、箸を置き、残りは翌日食べましょう。また塩分の取り過ぎにも注意が必要です。鍋に入れる市販のダシ、そして、醤油にも多くの塩分が含まれています。そのため、できるだけ自分で昆布等からダシを取り、塩分を調整するとよいでしょう。

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