恵方巻の豆知識

2月3日は節分の日。そう、「鬼は外、福はうち」のあの日です。しかし、最近はその豆まきを脅かすほどの勢いで、ある食べ物が節分を盛り上げています。

それは恵方巻です。

実際にここ10年では、豆まきをする人が減っている一方で、恵方巻を食べる人の比率は上がっていると言います。

そこで今回は恵方巻とは何か、そして、正しい食べ方を紹介していきたいと思います。

恵方巻とは?

恵方巻とは、太巻きのことです。節分の日に恵方を向いて食べると縁起がよいとされています。恵方巻が生まれたのは大阪だという説が濃厚です。1932年に大阪の酢商会がチラシで恵方巻を宣伝していたことが記録に残っています。続いて、大阪の海苔業界が節分の日に道頓堀で海苔巻きの早食い競争を開催したようです。そして、近年(1983年)では、全国に先駆けて大阪(と神戸)のファミリーマートが恵方巻の販売を開始しました。さすが商人の都といったところです。

発祥地に関しては京都説もあります。京都市内の神泉苑に恵方社と呼ばれるお社があり、ここで恵方巻の習慣が始まったのではないかという説です。

さて、具材を見ていきましょう。

恵方巻の具材

恵方巻の具材の数は7つ。「7」という数字は七福神にちなんでいます。「福を巻き込む」のが恵方巻です。大阪発祥(京都説もあります)の食べ物だけあって、徹底的に「福」にこだわっているんですね。それでは具材を一つずつ見ていきましょう。

椎茸:椎茸の傘の形が陣笠(群雄割拠の時代に陣中で足軽や雑兵がかぶっていた笠)に似ていることから、守ってくれるという意味があります。

鰻:「うなぎのぼり」という言葉もある通り、出世を象徴します。

かんぴょう:長い形から長寿の意味合いが込められています。

高野豆腐:四角い形から、盾として災いから守ってくれるという願いが込められています。

伊達巻:巻物のように巻かれていることから、学問等の願いを叶えてくれるという意味があります。

きゅうり:9の「利」をもたらしてくれると考えられています。

桜でんぷ:桜色は願いことを叶えてくれる縁起のいい色を象徴しています。

恵方とはどの方角?

これで恵方巻の由来は分かりましたね。それでは、どの方角を向いて食べればいいのでしょうか?せっかくなら恵方を向いて食べたいですよね。2019年の恵方は東北東です。ちなみに恵方とは歳徳神という神様がいる方角を指します。恵方は、四つの方角と中国の暦である十干を組み合わせて決定します。最近ではアプリでこの恵方を調べることができるので、興味がある方は調べてみるといいでしょう。ちなみに一度口をつけたら最後まで食べきらなければいけませんよ。

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