Topsankaku和食の歴史・雑学sankaku【3月】寿司屋で頼むと粋だと…
2015.03.10
【3月】寿司屋で頼むと粋だと思われるネタの豆知識
まだ寒い日もある3月ですが、寿司ネタは春満開のネタが勢ぞろい。異動シーズンでもあるこの時期は、お世話になった大切な上司やビジネスパートナーとの会食なんて機会もあるのでは。今回は、そんな大事なシーンをスマートに乗り切る粋な旬ネタを紹介します。
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日本海の「ホタルイカ」

3月、カウンターについたらまず注文したい寿司ネタといえば「ホタルイカ」
今年は特に北陸新幹線開通で注目を集める富山の名産品。そんな小ネタをはさみながら注文してみては?
鮮度が落ちやすいホタルイカは、釜茹でや沖漬けで出回ることが多い。生のホタルイカの握りや軍艦はレアなので、見つけたら試す価値ありです。口に含めば、プチっと身が弾け、独特の甘みが口いっぱいに広がります。肝機能を助けてくれるタウリンも豊富なので、酒が好きな方にぜひお勧めしたい寿司ネタです。

春の魚といえば「鰆」

まさに漢字通り春の魚 サワラ。
3月からは瀬戸内海産の鰆のシーズンです。関東では「寒鰆」が美味とされますが、関西では文字通り春が旬の魚で、特に岡山県で良く好まれて食べられているのだとか。産卵前の脂ののった鰆は炙りや酢締めも美味。

旬の時期は寿司もうまい「メバル」

釣り好きの間ではかなりメジャーな魚メバルは、「目春」と字が当てられるように、特にウスメバルは春が旬。煮魚として年中出回っている魚ですが、新鮮なものは刺身でも美味しいです。

おせちの定番だけど旬は3月「数の子」

おせちの定番「数の子」の旬は、実は3月。
他の魚卵に比べてプリン体も少なく、コレステロールを下げる効果のあるEPAとDHAを豊富に含んでいます。
また、子持ちこんぶは、加工品と思われている方もいるかもしれませんが、卵が産みつけられた昆布を海から採ってくる天然もの。ユニークな食感に程よい塩味は酒の肴にもぴったり。日本酒と一緒に楽しみたいネタです。

安いバカ貝に高い「青柳」

バカ貝というかわいそうな名前の由来には諸説あり、潮干狩りでもたくさん採れる貝です。 砂抜きしにくく、調理が難しいのであまり知られてないものの、江戸前の寿司職人に丁寧に剥き身にされれば、高級な「青柳」に昇格。さりげなくこのネタを注目できれば、寿司通と言えるかもしれません。
随所に春らしさが感じられる3月の寿司ネタは、美味しいだけではなく、面白い雑学のあるネタが勢ぞろい。 春の訪れを告げる旬のネタでさりげなくセンスの良さをアピールできるチャンスかもしれません。