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2014.08.07
肉じゃがのルーツは海軍さんのビーフシチューだった
海軍メニューと言えば、カレーを思い浮かべる人が多いとは思いますが、実はおふくろの味として親しまれている「肉じゃが」のはじまりは、海軍メニューだったと言います。日本の家庭料理の定番「肉じゃが」のルーツを探ってみました。
肉じゃが

料理長がデミグラスソースを知らなかったから誕生したらしい

当時、牛肉が主流だった肉じゃがは、「効果的に牛肉を摂られる料理」として、海軍の間で人気メニューになったそうです。 ビーフシチューとはかけ離れた味にはなりましたが、保存の効く調味料しょうゆで手軽にバランス良く仕上げられたことで、”おふくろの味”と言われるまでに浸透したのではないでしょうか。

発祥の地は旧海軍の軍港 広島県・呉 or 京都府・舞鶴?

海の上を移動する海軍ですから、主張する内容は似ているものの、どっちと断定するのは難しいのでは?

元祖は豚肉ではなく牛肉!海軍厨業管理教科書の元祖・肉じゃがレシピ

そう、冒頭にはっきり書いてあるように、元祖肉じゃがは牛肉。舞鶴も、呉も関西圏。そこから、関東に広がるにつれて、豚肉へと変化していったのでしょうか。
そして注目なのが、冒頭の一文。しっかり”舞鶴にだけ残っている”と記してます。
肉じゃが
おそらく、こんな感じの出来上がり。牛肉、タマネギ、蒟蒻、そしてじゃがいもと、食材はシンプル。ごま油が入っていたことには驚きです。
ジャガイモは煮込みすぎると煮崩れの原因に。海軍式は35分で充分とのこと。
実際作ってみた動画もありました。

元祖肉じゃがは、呉で食べられる

気になるのは、「海軍カレーセット」。カレーも肉じゃがも両方楽しめます。
それにしても、”呉が発祥「海軍肉じゃが」”こちらでも発祥をしっかりと主張してます。本当にいったいどっちなのでしょう。

舞鶴は、アレンジメニューで勝負?

アレンジメニューで差別化を図った舞鶴。確かに、元祖肉じゃがを使ったコロッケは、舞鶴発祥、ですね。
肉じゃが誕生秘話の裏で、巻き起こる元祖肉じゃが論争。両者の今後の動向も気になるところです。