Topsankaku夏の薬膳レシピ【みょうが編】
2015.07.23
夏の薬膳レシピ【みょうが編】
6月~10月が旬のみょうが(茗荷)。見た目からは想像しにくいかもしれませんが、実は生姜の仲間なんです。夏になるとそうめんや冷奴の薬味として重宝する香辛野菜ですが、独特のクセがあるのも特徴。夏の冷えを乗り切るみょうがのレシピを紹介します。
みょうが

生理痛や更年期障害、冷え性に悩む女性におススメのみょうが

薬味として私たちが食べているみょうがは、花が咲く前の蕾=花穂の部分。一般的に「花みょうが」と呼ばれ、6月~7月に出回るのが「夏みょうが」、8月~10月に出回るのが「秋みょうが」になります。

みょうがは特に女性におススメしたい食材のひとつ。
ホルモンバランスを整える働きがあるので、生理痛や生理不順で悩んでいる方や更年期障害で悩んでいる方は、毎日少しずつでOKなので食卓に並べてみてください。

みょうがは体にこもった熱をクールダウンさせる働きだけでなく、特に蒸し暑い夏に弱った胃の働きを活発にしてくれるので、夏バテで食欲がない方にもおススメ。さらに血行を促進してくれる効果もあるため、一日中クーラーの効いた部屋で過ごすオフィスワーカーや冷え性の方も積極的に食べたい食材のひとつと言えます。

【みょうがの薬膳効果】
生理痛、生理不順、更年期障害、冷え性、腰痛、肩凝り、リウマチ、神経痛の改善、高血圧、風邪、口内炎の予防、食欲増進、夏バテ解消など。

レシピ① みょうがの夏野菜サラダ

みょうがの夏野菜サラダ
≪材料≫ 2人分
みょうが・・・1個
きゅうり・・・1/2本
オクラ・・・4本
絹さや・・・6枚
はっさくor甘夏・・・4房
大葉・・・2枚
【A】
・ポン酢・・・大さじ3
・おろし生姜・・・適宜
・白ゴマ・・・大さじ2

≪作り方≫
1.きゅうりは塩をまぶして軽く揉み、サッと水洗いして縦長に切ります。
2.みょうがは細く切り、水につけてアクを抜きます。
3.オクラと絹さやは塩を加えたお湯でサッと茹で斜め半分に切ります。
4.大葉は千切りにします。
5.はっさくは薄皮をむき、食べやすい大きさにほぐします。
6.ボウルにポン酢、おろし生姜、すった白ゴマを入れよく混ぜます。
7.みょうがを飾り用に少し残し、別なボウルに(1)~(4)の野菜を入れてざっくり混ぜます。
8.(7)を器に盛り、残しておいたみょうがを上から飾ります。
9.食べる直前に(6)のドレッシングをかけましょう。
※きゅうりは塩揉みすることで汚れが落ち、色も鮮やかになりますよ。

レシピ② みょうがと夏野菜の冷や汁 

みょうがと夏野菜の冷や汁
≪材料≫ 2人分
みょうが・・・1個
きゅうり・・・1/2本
なす・・・中1/2本
白ゴマ・・・適宜
出汁・・・カップ2
味噌・・・適宜

≪作り方≫
1.きゅうりは輪切り、なすは薄い半月切り、みょうがは斜めに切ります。
2.鍋に出汁を入れ(1)の材料を加えて煮ます。
3.具材が煮えたら火を止め味噌を加えて溶きます。
4.器に盛り白ゴマを散らせば出来上がり!
※お味噌は酵素の働きを活かすためにも火を止めてから加えること。煮立ててしまうと風味も飛んでしまいます。

レシピ③ みょうがの甘酢漬け

みょうがの甘酢漬け
≪材料≫ 2人分
みょうが・・・3個
【A】
・米酢・・・大さじ4
・昆布出汁・・・大さじ2
・砂糖・・・大さじ3
・塩・・・小さじ1/4

≪作り方≫
1.みょうがは洗ったら根元を切り落とします。
2.(1)を熱湯で1分弱ほど茹で、ザルにあげておきます。
3.保存容器にAを合わせておき、(2)の粗熱が取れたら漬け込み冷蔵庫に入れます。
4.2~3時間でも食べられますが、半日以上おけばより美味しくなります。
※保存性の高い密閉容器であれば1カ月近く冷蔵庫で保存できますが、徐々に色褪せてきますので1週間位を目安に食べましょう。
※食べる時は汁気を切ってから。箸休めや和え物などに使ってもOK!
昔から「良薬、口に苦し」と言いますが、みょうがも独特な苦みがある分、体には嬉しい効能がありますので、一度にたくさん食べるというより毎日少しずつ食べたい食材のひとつ。

甘酢漬けは常備しておけば、ご飯、しらす、大葉などと一緒に炒めて和風チャーハンにしたり、そうめんの薬味としても生のものより食べやすいと思います。苦みがどうしても気になる方は、小口切りや輪切りなど繊維に対して垂直になるように切って水にさらすことで苦みが薄れますので試してみてくださいね。
薬膳アドバイザー/風土(FOOD)ライター 川端真弓
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