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2015.10.04
秋の味覚・まつたけを美味しく食べる「土瓶蒸し」の正しい食べ方知ってますか?
秋の味覚・まつたけ料理の代表格といえば「土瓶蒸し」。 普段使い慣れない器で出てくる土瓶蒸しは正しい食べ方を知らない人も多いのでは? まつたけの香りを思う存分楽しむ「土瓶蒸し」の正しい食べ方と、ご自宅でも作れるレシピを紹介します。
和食lab

土瓶蒸しとは?

土瓶蒸しは香り高い松茸の魅力を最大限に引き出す料理の一つです。丁寧にとられた出汁に松茸の香りが染み込みおつゆを楽しむ、懐石料理では汁物・椀物の部類に入るお料理です。

まずは出汁をいただきます

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お猪口が土瓶の蓋にかぶさっている場合は土瓶の隣に置きます。
スダチは土瓶の脇に置いておきます。
土瓶の蓋は開けずに、お猪口に出汁を注ぎます。

「すだち」はどこに絞る?

すだちを絞るのはおちょこ?土瓶の中?これはお好みで大丈夫です。
爽やかな酸味を楽しみたい場合はおちょこに直接絞りますが、ここで気をつけたいのがタイミング。
まずは一口、お出汁はそのまま味わうのが料理人への礼儀です。

酸味をまろやかにしたい時は土瓶の中に絞るのがおすすめです。
水滴をこぼさないように気をつけながら土瓶の蓋を開け、土瓶の脇に裏返しにして置きます。
すだちを土瓶に絞ったら、再び蓋を閉めて10秒程度蒸らしてから注ぎます。
絞ったすだちはまずは脇に置いておきましょう。

中の具材をいただきます

高級食材が使われた土瓶蒸しは中身も楽しみですよね。
まずはおちょこに具材をとってから、お出汁とともにいただきます。

食べ終わったらどうするの?

器は出てきた状態に戻します。おちょこが蓋の上に乗って出てきた場合は蓋の上に。
その際、すたちの皮を土瓶の上に乗せ、おちょこをかぶせるとスマートです。

作ってみよう!「まつたけの土瓶蒸し」

土瓶蒸しは器さえ工夫すれば自宅でも作れます。
香りが閉じ込められる蓋つきで、直火にかけられるものを使用します。
形が似ているお茶の陶器の急須はせっかくの香りがうつってしまう可能性があるのであまりおすすめできません。土瓶がない場合は蓋つきのガラスポットや小さめの土鍋で作るのがおすすめです。
昆布だしを土瓶などに注ぎ、松茸と鶏ささみや白身魚、えびなど脂分の少なめの具材を一緒に入れて一煮立ち。
アクを取り除いたら弱火でさらに少し煮ます。仕上げに三つ葉など薬味を入れても。

正しい食べ方で味わえば、出汁も具材もより美味しく楽しめます。 シンプルな料理なので、松茸料理のなかでも自宅で作りやすい土瓶蒸しで秋の味覚を堪能してみては?