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2015.10.27
幕の内弁当との違いは?松花堂弁当の起源&食べ方
料亭のランチで見かけるちょっと高級な「松花堂弁当」は他のお弁当とは格式も盛り付け方も違います。 松花堂弁当は懐石料理から派生したもので、いただき方にも他のお弁当とは違ったルールがあります。知っておけば怖くない!松花堂弁当の由来やいただき方を紹介します。
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松花堂弁当の名前の由来は「器」

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昭和の茶人「松花堂昭乗」に敬意を払って付けられた「松花堂弁当」。重箱を十字に、4つに仕切った器は松花堂昭乗が好んで使用した器と言われています。

「吉兆」と松花堂弁当

松花堂に訪れた日本料理「吉兆」の創始者が松花堂弁当の発案者です。今では吉兆各店ではもちろん、様々な日本料理店で趣向をこらした松花堂弁当を提供しています。

「幕の内弁当」との違い

懐石料理の趣向が強い松花堂弁当に対し、本膳料理がルーツの幕の内弁当。よりカジュアルなお弁当といえるでしょう。

松花堂弁当の特徴「盛り付け」のルール

現在、松花堂弁当は様々な日本料理店で提供され、アレンジも多彩ですが、基本は懐石料理の点心のおもてなしを意識したものが多く見られます。 幕の内弁当や折詰弁当と違い、懐石料理の盛り付けの特徴である余白の美学が重視されているのも特徴です。

松花堂弁当の「いただき方」

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基本は懐石料理のマナーと同じですので、まずは椀もの(お吸い物など)とご飯に箸をつけます。お酒が出る席の場合は、お酒をいただくまでは向付(前菜にあたるもの)に手をつけないのがマナーです。
略式のものですので、1品ずつ完食しなければいけないわけではありませんが、はじめにおかずに箸をつけるのはルール違反。料亭の格式や、一緒にいただく方に合わせて適宜略式に持っていくのがスマートといえます。

料亭でいただくのも趣がありますが、お持ち帰りで用意してくれるお店もある「松花堂弁当」。秋の紅葉狩りシーズンに、懐石料理を略式で楽しめる「松花堂弁当」を楽しんでみるのもおすすめです。