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2016.01.30
無病息災を祈る「庚申信仰」と「昆布」の秘密
平安時代の貴族の風習から広まった「庚申信仰」、「庚申参り」をご存知ですか? 「庚申」(かのえさる、こうしん)の日に、人々が無病息災を祈って、一晩中寝ないで過ごす習慣があったと言われています。 その庚申参りに必要不可欠なのが「昆布」だったそう。 そこで、庚申と昆布の関係について調べてみました。
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庚申とは?

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60日に1度やってくる「庚申の日」。今年の最初の庚申の日は2月8日(月)です。 その後、4月8日(金)、6月7日(火)、8月6日(土)、10月5日(水)、12月4日(日)と続きます。

庚申信仰と庚申参り

庚申参りは現在でも様々な場所で行われています。 東京・柴又の柴又帝釈天、大阪・天王寺の四天王寺庚申堂が有名なようです。

開運を願って食べる庚申昆布

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縁起物食材である昆布は、開運や厄除けの願いを込めて、庚申の日に食べるものとされてきました。
四天王寺庚申堂の門前にお店を構える「庚申昆布梅須磨商店」は、現在も庚申昆布を取り扱っている唯一のお店なのだとか。 こちらで販売されている「庚申塩昆布」は塩分控え目で、ご飯のお供やお茶請けにぴったりと評判のようです。

昆布は栄養たっぷりの優秀食材

酸性に傾きがちな現代の食事にこそ取り入れたい昆布料理。 佃煮などはいつでも食卓に出すことができるので、買い置きしておくと便利です。

基本の昆布だし

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■湯だし
お味噌汁な湯豆腐におすすめです。
■水だし
澄まし汁や酢の物におすすめの上品なだしになります。
北海道函館市尾札部産真昆布は特に質が良いとされていて、献上昆布としても用いられているようです。 真昆布からは上品な味のだしが取れるので、いつもの料理がワンランクアップしますよ。

今年の初庚申に昆布料理を用意して、家族の無病息災、開運を願って食べてみるのはいかがでしょう。