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2016.08.21
隠れた関西名物?夏に飲みたい和のドリンク「ひやしあめ」
「ひやしあめ」って知ってますか? 関東に住んでいる方は初めて聞く言葉かもしれません。「ひやしあめ」とは関西地方を中心に親しまれている飲み物で、夏バテに効果があるのだとか。 そこで、「ひやしあめ」の効能と美味しい作り方、オススメのアレンジをご紹介します。
ひやしあめ

「ひやしあめ」とは?

「ひやしあめ」とは、水飴をお湯で溶いて「しょうが」の汁を加えたもの。水飴の優しい甘味と「しょうが」の爽やかな風味が特徴です。関西では古くから親しまれており、60年以上も製造しているメーカーもあるのだとか。
関西では夏の定番だという「ひやしあめ」ですが、関東地方ではなぜ普及していないのでしょうか?
昔は関東地方や東海地方でもよく飲まれていたようですが、太平洋戦争の空襲で製造業者が廃業に追い込まれてしまったのではないかと言われています。一方、空襲の被害が比較的軽かった京都や奈良で「ひやしあめ」の生産が続けられたのだとか。

夏にオススメの理由

「ひやしあめ」は冷たくて美味しいだけでなく、健康にも良いと言われています。 そのパワーのもとは「しょうが」。「しょうが」には体の調子を整える様々な成分が含まれています。
「しょうが」の香りには食欲を増進や疲労回復の効果が、「しょうが」の成分には発汗を促す効果があるとのこと。 また、「砂糖」も疲労回復が期待できる食材なんだとか。
「砂糖」と「しょうが」が入った「ひやしあめ」は夏バテの予防や解消に最適な飲み物のようです。

家でも作れる「ひやしあめの素」

夏バテに有効な「ひやしあめ」は、「しょうが」と「砂糖」を使って家で作ることもできます。 「しょうが」の皮は全てキレイに取ってしまわなくても大丈夫とのこと。汚れはしっかりと落としましょう。
関東ではなかなか手に入りにくい「ひやしあめ」。材料は「しょうが」と「砂糖」と水だけなので、ご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。

「ひやしあめ」の楽しみ方① 爽やかな炭酸割り

手作りした「ひやしあめの素」など水で薄めて飲むタイプの「ひやしあめ」は、水の代わりに炭酸水で割っても美味しいのだとか。
「ひやしあめの炭酸割り」は、炭酸の気泡が見た目の清涼感を演出してくれるようです。

「ひやしあめ」の楽しみ方② 暑い日は「ひやしあめかき氷」

「ひやしあめの素」はかき氷のシロップにするのもオススメなんだとか。 「しょうが」の風味がきいた爽やかなかき氷になるとのこと。
「ひやしあめかき氷」は小豆やチェリー、練乳などを加えても美味しいのだとか。素朴で上品な大人のかき氷です。暑い日は夏バテに効く「ひやしあめ」のかき氷がオススメです。

「ひやしあめ」の楽しみ方③ 体が冷えた時は「あめゆ」

夏は冷房の効き過ぎで体が冷えてしまうこともあります。そんな時はお湯で割って飲む「あめゆ」がオススメ。そもそも「ひやしあめ」は「あめゆ」を冷やしたもので、氷が普及する以前は暑気払いの飲み物として、温かいまま飲まれていたようです。
明治時代になって氷が普及したことによって「あめゆ」を冷した「ひやしあめ」が定着したとのこと。 暑い時は冷たい「ひやしあめ」、体が冷え過ぎた時は「あめゆ」と、使い分けると良いでしょう。

「ひやしあめ」の楽しみ方④『3月のライオン』の「ひやしあめウイスキー」

羽海野チカさんの人気漫画『3月のライオン』には、「ひやしあめ」にウイスキーを入れて飲むシーンがあるそうです。
原作ファンやお酒好きならぜひ真似したくなるワンシーンですね。「しょうが」の風味とウイスキーがとてもよく合うのだとか。
疲れた時に体に染み渡るような味とのこと。「ひやしあめウイスキー」はロックでもホットでも美味しく飲めるそうです。
古くから夏バテ予防・暑気払いの飲み物として親しまれてきた「あめゆ」と、それを冷やした爽やかな「ひやしあめ」。炭酸で割ったり、ウイスキーに入れたりと、様々な楽しみ方ができます。「しょうが」の成分と「砂糖」の疲労回復効果で夏バテを解消して、夏を元気に過ごしましょう。