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2014.09.24
長寿県に学ぶ“和の食材”と“健康”の関係
UPDATE:2016/10/19
世界でも長寿国と言われる日本。 その秘密は、各地の伝統食材が持つ健康効果のおかげかもしれません。 そこで、日本の中でも平均寿命が上位の都道府県と、その食生活の特徴について調べてみました。
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長野県の“みそ”

厚生労働省が発表した都道府県別の平均寿命ランキングによると、長野県は日本一の長寿県なのだとか。
長野県は“みそ”の消費量が日本一と言われているそうです。 “みそ”に含まれる“アミノ酸”の一種“GABA”は、血圧を下げる効果や血中コレステロールを抑える働きがあるのだとか。
・「みそ汁」の健康効果
長野県は日本で一番「みそ汁」を飲む県とも言われています。 「みそ汁」と言うと、塩分の摂り過ぎが気になるところですが、健康に害は無いのでしょうか。
“みそ”は他の食品と比べて必ずしも塩分が多いという訳ではなく、緑黄色野菜や芋類など“カリウム”を多く含む食材と組み合わせれば健康にも良いそうです。 長野県の人が長生きなのは“みそ”のおかげかも知れません。

福井県の“油揚げ”

長寿県として知られる福井県は“47都道府県幸福度ランキング”で1位を獲得し、日本一幸せな県として注目を集めているのだとか。
そんな福井県では“油揚げ”の消費量が全国一と言われているそうです。
・“油揚げ”の健康効果
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“油揚げ”に多く含まれる“大豆サポニン”は大腸がん予防に効果が期待できるそうです。 また、脳卒中を予防する“パルミトオレイン酸”も摂ることができるのだとか。
健康的な食材と言われる“油揚げ”。 さらにヘルシーに食べたい場合は、“湯通し”することでカロリーを減らせるそうです。
“油揚げ”は熱湯で湯通しした後、キッチンタオルなどで水気と油気をふき取ればカロリーを20~25%ぐらいカットできるとのこと。

熊本県の“馬肉”

熊本県は九州一の長寿県と言われており、男女ともに長生きする人が多いのだとか。 熊本県には馬肉料理のお店が多く、“馬肉”を食べる文化が根付いているそうです。
熊本県の“馬肉”消費量は全国の約半分を占め、「馬刺し」や「馬肉寿司」など様々な方法で食べられているそうです。
・“馬肉”の健康効果
“馬肉”は低カロリーで高たんぱく、さらに“鉄分”や“カルシウム”が豊富に含まれているのだとか。
“馬肉”に含まれる成分は貧血予防や動脈硬化を防ぐのに役立つと言われているそうです。 熊本県人の健康長寿の秘訣は“馬肉”を食べる習慣にありそうです。

大分県の“鶏肉”

近年、平均寿命が延び続け、長寿県ランキングトップ10に名を連ねるようになった大分県。 そんな大分県は“鶏肉”の消費量が日本一なのだとか。
大分県には「からあげ」専門店が多く、「とり天」などの郷土料理もあるそうです。
・“鶏肉”の健康効果
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低脂肪・低カロリーで知られる“鶏肉”ですが、さらに代謝を良くしたり、皮膚の健康を保ったりする“ビタミン類”も多く含まれているそうです。
特に“鶏むね肉”は“イミダゾールジペプチド”という成分を多く含んでいるのだとか。 “イミダゾールジペプチド”は、がん予防や高血圧に対して効果が期待できるだけでなく、疲労回復にも効力を発揮するとのこと。 大分県民の平均寿命が延びているのは、“鶏肉”を習慣的に食べていることが関係しているのかも知れません。
長寿で知られる地域には、健康的な食材を好む食文化が根付いているようです。 健康で長生きするために、“みそ”や“油揚げ”、“馬肉”や“鶏肉”などを日々の食事に取り入れてみるのもオススメです。