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2014.11.30
鹿や寒ぶり、ユニークな食材の宝庫!中部地方のご当地鍋
全国ご当地鍋シリーズ、今回は中部編です。鹿肉を使ったり、寒ぶりをしゃぶしゃぶにしたりと、食材もユニークな中部地方ご当地鍋料理。その特徴とレシピを紹介します。
和食lab

鹿肉を使った愛知の「もみじ鍋」

愛知県のほか山梨県など他県でも食べられている、もみじ=鹿肉の鍋。鹿肉には血が多く含まれ、産後の肥立ちなどに滋養的効果があると伝えられています。

富山・氷見の寒ぶりを使った「ブリしゃぶ鍋」

豊かな漁場である富山湾の氷見で獲れる「寒ぶり」は、脂の乗り切ったそのおいしさで絶大なブランド力を誇っていますが、地元ではその氷見の寒ぶりをしゃぶしゃぶ仕立てにした、何ともぜいたくな鍋が食べられています。氷見にある民宿「磯波風」の女将が考案したともいわれています。

田中角栄氏も大好物だったという新潟の「のっぺい汁」

漢字では「能平」もしくは「濃餅」とも。全国で見かけますが、新潟県の「のっぺい汁」は葛粉などを使わずに里いもで自然にトロミをつけるのが特徴といわれています。新潟出身の元首相・田中角栄氏の大好物として有名になりました。

越前ガニで作る福井の「カニちり」

越前ガニが特産になっている福井県ならではの鍋料理。カニちりは、具と野菜や豆腐をあっさり味で煮たちり鍋を由来とする鍋料理の一種で、カニそのままの味が楽しめます。

真っ黒なつゆで食べる静岡の「静岡おでん」

濃口醤油と鶏ガラ、牛すじでだしを取った継ぎ足しの黒いつゆで、焼津の黒はんぺんのほか、具を串刺しにしたタネを煮た、静岡ならではのおでんです。

愛知県で野趣あふれる鹿肉の鍋が食べられているのは意外。はんぺんというよりは、宇和島のじゃこ天のような硬い食感の焼津の黒はんぺんを使った真っ黒な静岡おでんはユニークで、また日本海の恵みであるブリやカニを使った北陸の鍋料理も、一度は食べてみたい衝動にかられるぜいたくさです。できれば、新鮮な食材を求めて現地に食べに行ってみたくなりますね。