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2014.12.23
香川はうどんで〆素朴だけど期待を裏切らない四国の鍋
全国ご当地鍋レシピ、ラストは四国。うどんを使った香川の鍋や、竜馬の好物だった高知名物の鍋など、四国ご当地のユニークな鍋料理とその特徴・レシピを紹介します。
和食lab

源平合戦の故事に見立てた香川の「源平鍋」

大根の白色とにんじんの赤色、そしてなるとを加えて、鳴門の源平合戦の故事に見立てた、香川県の魚介と野菜の寄せ鍋。平安時代末期に、平家に勝利した源義経率いる源氏を祝して、地元香川の人々が振舞った鍋だと伝えられています。締めには香川らしくうどんを入れます。

うどんと野菜を煮込んだ香川らしい「打ち込みうどん」

打ち込み汁ともいいます。かつての香川の農村の日常食で、うどんと季節の野菜をたっぷり使って作られていました。

秋の野外での宴会食でもある愛媛の「芋炊き」

山形の芋煮のように、愛媛県で秋にお月見を兼ねて河原敷などの野外で楽しむ宴会で欠かせない、里芋と鶏肉などの鍋料理です。

坂本龍馬の好物だったともいわれる高知の「軍鶏(しゃも)鍋」

司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」で龍馬の好物とされた軍鶏(しゃも)鍋は、高知県の郷土食。小説の中では、龍馬が何者かに襲撃されて命を落とした夜、風邪気味のため温まろうと軍鶏鍋を所望したことが描かれています。

高知を代表する高級鍋料理「クエ鍋」

高知を代表する、スズキ目ハタ科に属する高級魚クエの鍋料理。家庭でよりも料理店で食べられることが多いようです。ちなみにクエ鍋は和歌山県等でも名物です。

鍋にもうどんが活用されている香川県や、坂本竜馬の好物が今も受け継がれている高知県など、四国には人々の期待を裏切らない鍋料理がたくさんありそうです。一方で、山形県をはじめとする東北地方でポピュラーな芋煮会のような習慣が、温暖な愛媛県にもあるのが意外。食欲の秋に、野外でみんなで鍋をつつく魅力は所選ばずということでしょうか。