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2014.08.27
粉モノだけじゃない!ちょっぴりマイナー!?関西の激ウマ郷土食
千年の都・京都や、食いだおれの街・大阪を擁する近畿地方は、懐石料理からB級グルメまで、まさに美食の宝庫。たこやき、湯どうふ、はも料理…と有名どころは数多いですが、知られていないけれど実は美味しい名物食も少なくありません。さて、そんな料理をいくつかご紹介しましょう。
和食lab

いまや希少食材!琵琶湖の恵み・滋賀県の「瀬田しじみ」

京都に隣接する滋賀県の琵琶湖は、古くから京へ食材を提供してきました。極上のおいしい出汁がとれる「瀬田しじみ」もそのひとつ。近年は漁獲高が激変し、地元・滋賀県か京都の貴重な食材になってしまったのだとか。
そんな希少なしじみを大胆にもアレンジしたメニューがあります!
希少なだけに、期間限定のものも多いですが、これまでに、いろんな麵類とのコラボレーションをしています。
こちらは、滋賀県を代表する15店舗のラーメン屋さんが参戦するラーメンフェス「滋賀イケ麺BATTLE 2013」で準グランプリを獲得した瀬田しじみのラーメン。
こちらは、大阪府大阪市にある「花様 KIKI京橋」のメニュー。
ネット上には、パエリアを作ってみたというレポートもいくつか見受けられました。
あさりとはまた違う魚介の風味豊かな出汁がとれるようです。

京都・上賀茂特産の京野菜「加茂なす」

まんまるのボディは、見た目のインパクトだけではなく、一度食べたらクセになる、上質な食感が最大の武器。
京野菜の代表格で、7月の祇園祭の頃には田楽にして食べます。
田楽をそのままバンズでサンドした大胆なハンバーガーも。
お肉が替わりになす!?ごはんのみならず、パンにもぴったりなのだとか。京都のカフェでは、田楽バーガーが名物のようです。ヘルシー志向の方やベジタリアンの方にはおすすめの一品。

天かすではありません!大阪名物「かすうどん」

小腸を刻んで油で揚げた「油かす」をトッピングした「かすうどん」は、近年、大阪全域で知名度が広がった、もともとは大阪・南河内地方の庶民の間の郷土食だといわれています。
一時期、ホルモン好きの女性が「ホルモンヌ」と呼ばれていたほど、ホルモン好きの女性は多い。
最近、このかすうどんの文字を東京でも見かけるようになりましたが、かつてのホルモンヌたちがかすうどんを放っておく訳がありませんね。

江戸時代に大阪で誕生したにぎり寿司の原型「箱寿司」

大阪押し寿司の一種で、にぎり寿司の江戸前寿司よりも歴史が古い「箱寿司」は、先のかすうどんやたこやき、お好み焼きに代表されるようなB級グルメの粉モノ料理と相反する、大阪の高級料理として受け継がれてきました。

朝ドラ「ごちそうさん」にも登場「柿の葉寿司」

奈良の伝統食と言えば、かつてNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」にも登場した「柿の葉寿司」
奈良県、吉野口駅にはさまざまなタイプの「柿の葉寿司」の駅弁があります。旅先のお供にぜひ。

ズルズルっと音を立ててすする「茶がゆ」

こちらもドラマ「ごちそうさん」に出てきた奈良の郷土食「茶がゆ」
主人公め以子が、戦時中にお世話になった義理姉・和枝さん宅で、ズルズル・ポリポリ音を立てながら食べていたのが記憶に新しいあの料理。かき餅入りのものもあります。

お粥は苦手という方、ごはんもあります「奈良茶飯」

奈良地方伝統のクレープ風おやつ「しきしき」

最後はデザートで〆ましょう。このクレープそっくりのスウィーツ、「しきしき」と呼ばれ親しまれています。
材料もクレープとほぼ同じようです。郷土料理をくるくるっと巻いて、こんな食べ方も。和食との食べ合わせを楽しんでみては?
日本の食文化史は関西に始まったといっても過言ではありません。和食に欠かせない調味料のしょうゆもみそも、関西から発達しました。伝統的な料理の数も数知れず。その中でなぜか歴史に埋もれてしまったり、一部の地域でだけ受け継がれてきた料理も少なからずあります。ここで取り上げたのはそのほんの一部ですが、探せばまだまだ知られざる美食がありそうです。関西の食にこれからも注目を。